体にいい安心・安全の卵の選び方とは?【平飼い】【抗生物質不使用】【ワクチン不使用】

こんにちは。自然治療家のかわばたです。
日本人は卵が好きな国民として、様々なおいしい卵の食べ方、調理方法で卵を食べています。
また日本は世界2位の卵消費国として、一人当たり年間337個食べているそうです。

卵は完全栄養食

卵はビタミンC、食物繊維以外を含んだ栄養価が高い【完全栄養食】です。
コロナ禍、鳥インフルエンザの影響で卵の価格は上がり、卵が安く買える食材ではなくなりましたが、それでもスーパー、ドラッグストアによっては、安く販売しているお店があります。

また卵によっては6個入りで300円、10個入りで550円以上の卵が販売されています。

この違いは何かいいますと

〇平飼い又はケージ飼い
〇遺伝子組み換え肥料?非遺伝子組み換え肥料?
〇鶏にホルモン剤?ホルモン剤不使用?
〇鶏に抗生物質?抗生物質不使用?

という4つの違いにより、値段が大きく異なります。

ケージ飼いで育った鶏

平飼いとは、鶏を地面で育てる飼育方法のことです。平飼いのメリットとして、ニワトリが自由に動き周り、砂遊びができ、ストレスが少ないことから病気になり鶏となります。
また、完全栄養食とも言われている卵は栄養価が高く 、良質なタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどを多く含まれています。

特に平飼いで育つ鶏の卵は、外に出て太陽に当たる機会が多いことから、ビタミンDがケージ飼いの卵の約4倍ほど含まれていると 言われています。また、 卵の臭みがなく、非常に食べやすいことも特徴があります。

日本の鶏の95%は、 ケージ飼いで育てられています。ケージ飼いとは、 鶏をバタリーケージと言われ、狭いケージの中で育てる飼育方法です。
ケージ飼いの鶏には2つの問題点があります。


1つは、狭い場所で卵を産むだけの機械のような扱いをすることから、鶏に大きなストレスが加わります。羽を広げる、砂遊びができない環境から病気にかかりやすいため、病気にならないように抗生物質を投与しなければなりません。
そしてもう1つは、このような飼育方法は動物の自由を奪い、卵を産む機会のような扱いが社会問題となり、世界的に【アニマルウェルフェア】と呼ばれる考え方が広がりつつあります。

鶏を尊重し、敬意を払うそういう環境を人間が作り、物や機械として扱うことなく、

命をいただくという

こういう理由から卵を選ぶときは、ケージ飼い鶏を避けなければいけません。

遺伝子組み換え肥料の食べた鶏

遺伝子組み換え肥料には、遺伝子組み換えされたトウモロコシや大豆を肥料として、鶏に与えられています。遺伝子組み換え作物は、多くの研究結果や論文からも発がんやアレルギー症状、不妊などの危険性が報告されてい ます。
また他にも、遺伝子組み換え作物は大量の農薬の使用し、危険性の高い【グリホサート】【ポストハーベスト】【有機リン酸】と言われる農薬 が使用されるなどの危険性が挙げられてい ます。
これらの農薬の肥料を食べた鶏から卵が栄養価が高いと言えますでしょうか?
答える必要もありませんよね。

こういう理由から卵を選ぶときは、遺伝子組み換え肥料を避けなければいけません。

抗生物質・ホルモン剤の卵

狭いケージ飼いされた鶏は大きなストレスから病気になりやすい環境から、病気を予防するためにワクチン、抗生物質を投与されます。抗生物質を投与されることで、【耐性菌】の問題が発生します。

耐性菌とは、人間の体内に抗生物質やワクチンが投与、服用することで、人間が病気になった時に投与される抗生物質に耐性がついて、薬の効果が効かなくなってしまうことです。

基本的に薬は使わないに越したことはありません。しかし、使わざる負えない時に抗生物質が効かなかれば、命にかかわる問題に直面する恐れがあります。

こういう理由から卵は抗生物質、ホルモン剤を避ける必要があります。

卵を選ぶ基準はこれ!

体が喜ぶ卵を選ぶときの基準としては、こういうものを選ぶようにしましょう。

〇平飼い飼育
〇非遺伝子組み換え肥料
〇抗生物質不使用、ホルモン剤不使用

道の駅やオーガニック、無添加を販売しているお店では販売しております。ぜひお住まいの地域にあるこだわりのあるお店を探して、体が喜ぶ卵を買うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
普通のスーパーには、平飼い卵を販売しているお店は少ないと思います。
簡単に買える卵ではありませんが、その分嗜好品や菓子を控えて、体が喜ぶ卵を買うように心がけましょう。