アルカリ食品おすすめは「梅干し」

こんにちは。
たすく整骨院のかわばたです。
突然ですが、みなさんは梅干し好きですか?
この5月下旬~6月にかけて青梅がスーパー、八百屋で見かける時期となりました。
昔から「梅の時期は梅雨の時期」「梅酒は梅雨入り前、梅干しは梅雨入り後」と言われています。そんな梅には、昔から日本に馴染み深い漬物です。
そして、梅はアルカリ食品として、体調管理する上で欠かせない食品でもあります。

梅の実は薬として使われていた

梅の誕生、原産国は中国として言われています。
(梅を調べるまでは「日本」だと思っていました・・・。)
今から1500年前に中国から伝えられたと言われています。
そして、梅の実は薬として利用され、黒焼きにして腹痛や消化不良、下痢、回虫症などの治療薬として用いられていたそうです。
黒焼きにすると外面が黒くなるため、漢方では「烏梅 ウバイ」という生薬名で使用されています。
烏梅、烏梅丸は腹痛、手足の冷え性を治療する薬しても用いられているとのこと。
日本に入ってきた平安時代では病気の治療薬、戦国時代になると戦場での食中毒や寄生虫予防としての目的として、利用されていたとのこと。
(梅干しが大好物のとして、全く知らなかった歴史の数々。もっと梅が好物になりました。)

梅干しはクエン酸

梅のすっぱいという酸味は、「有機酸」という成分です。
有機酸は果物や野菜に多く含まれている成分です。
その中でダントツに梅に含まれて、次にリンゴ酸に含まれています。
有機酸のクエン酸は必須ミネラルの吸収を高める働きがあります。
多くのミネラルは単独では小腸からの吸収が悪いのですが、有機酸と結合することでミネラルの吸収が良くなります。

梅の実は「三毒を絶つ」

昔、祖母から梅の実は三毒を絶つと教えられてきました。

〇食べ物の毒
〇血の毒
〇水の毒
当時は、よく意味が分かっていませんでした。
しかし、こうやって知識や知恵は受け継がれていくのかと思うと、とても感慨深いものがあります。

また梅肉に含まれる有機酸などの成分は
〇抗菌作用
〇肝臓の解毒作用を助ける
〇血液や体液が酸性(Ph7.0以下)に傾くのを防ぐ
〇腸の蠕動運動を高めるなど

を期待できる働きがあります。

自宅近辺のスーパーや道の駅で昔ながらの製法で作られた梅干しがありましたら、ぜひお手に取ってご購入ください。

参考にこういうのがおすすめです

アルカリ食品に梅干しでも良いですが、クエン酸を代用できます。
↓こちらの記事を参考にご覧ください。↓

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