「よもぎ」という言葉を聞いたことがありますか?日本では、古くから薬草として親しまれてきた「ヨモギ」は、最近になってその栄養価や効能が注目されています。今回は、和のスーパーフードである「よもぎ」について、その栄養素や健康効果について詳しくご紹介します。
よもぎの栄養素
よもぎには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、、カルシウム、マグネシウム、鉄分、βカロテンなどが豊富に含まれています。特にビタミンAは、目の健康をサポートしてくれる働きが期待されます。
また、ビタミンCは免疫力を高める働きがあるため、風邪予防にも効果的です。
そして、よもぎに含まれるクロロフィルには、血液を浄化する働きがあります。クロロフィルは、植物が光合成を行う際に作られる緑色の色素であり、人間の体内でも活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
よもぎの健康効果
次に、よもぎの健康効果について見ていきましょう。ヨモギには、以下のような健康効果があります。
⑴抗酸化作用
よもぎに含まれるポリフェノールやカロテノイドなどの成分には、強力な抗酸化作用があります。抗酸化作用は、活性酸素を除去する働きがあり、老化や病気の原因となる活性酸素を抑えることができます。
⑵血液の浄化
先も述べたように、よもぎに含まれるクロロフィルは、血液を浄化する効果できる働きがあります。血液が浄化されることで、体内の老廃物や毒素を排出し、健康な体を維持することができます。
⑶美肌効果
よもぎに含まれるビタミンAやビタミンEは、肌の健康をサポートする働きがあります。特にビタミンEは、肌の保湿力を高め、乾燥肌やシワの改善に効果的です。
⑷肝臓機能の改善
肝臓は体内の毒素を排出する重要な臓器ですが、アルコールや脂肪、糖質、炭水化物などの過剰摂取やストレスなどにより機能低下することがあります。そんな時には、よもぎを摂取することで肝臓機能を改善することができます。
⑸冷え性改善
冷え性は女性に多く見られる症状で、手足が冷たくなったり、生理痛や不妊症などの原因にもなります。そんな時には、ヨモギ茶を飲むことで血行を促進し、冷え性改善に効果的です。
よもぎの摂り方
最後に、よもぎの摂り方です。よもぎは、生葉や乾燥葉を使用することができます。生葉はサラダやおひたし、お茶漬けなどに使用し、乾燥葉はお茶や料理の香り付けに使用することができます。
また、よもぎ茶は簡単に作ることができます。乾燥葉をお湯に入れて約5分間煮出し、好みで蜂蜜やレモンを加えて飲むことができます。ただし、妊婦さんや授乳中の方は避けた方が良いので注意してください。
こちらは急須、ティーポットで入れてお飲みください。
鼻に抜けるよもぎ本来のにおいを楽しめます!おすすめです!
急須、ティーポットをお持ちではない方は、粉末タイプでお湯を注ぎ、お飲みいただくものもあります。よもぎは選ぶ際は無農薬、無直食、保存料などのものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回は、「よもぎ」についてご紹介しました。古くから日本人に愛されてきた「よもぎ」は、栄養価や健康効果が豊富であることから「和のスーパーフード」として注目されています。ぜひ、日常生活に取り入れて健康的な生活を送ってみてください。